1週間…言葉や事実を時間をかけて把握することで、考えが遅くなる場合があります。
でも、その名古屋の出会い掲示板、山小屋で見たとき、思い出のなかで一番不格好な女性がそこにいたのが気になりました。
「ああ……あれ！」
看護師は驚いた表情で私を見た。
「はい。何ですか？」
「その名古屋の出会い掲示板には私と先輩以外に女性はいますか？」
それから看護師は私の質問に戸惑いました。
“女性…？”
「はい。彼女の肩には髪があり、白いダウンジャケットがあります。」
「女……おい。小屋にはお前と死んだ男の二人しかいないと日本に言われた」
女性はいませんでした…言葉を聞いて安心しました。
天気が良かったので、一人で山を下ったのだろう。記録に残っていない先輩も亡くなったという事実を受け入れるのは難しいですが、それよりも名古屋の出会い掲示板だったのが嬉しかったです。